2012-01-01から1年間の記事一覧
とりあえず読了できた本。 ・『古代仕事大全』ヴィッキー・レオン ★★★★★ ・『崩御と即位』保阪正康 ★★★★★ ・『ヨゼフとその兄弟たち』トーマス・マン ★★★★★ ・『古代ローマ人の24時間』アルベルト・アンジェラ ★★★★★ ・『大ピラミッドの秘密』ボブ・ブライア…
年末というのもあって、これまで書こうと思ったものの「草稿」のまま放置している記事が数年前のも含めていくつかあるのを整理した。それらの記事は、バンドで地域の祭りに出演したものや、川岸で一期一会の楽器の練習をしたこと、いきなりプロポーズするこ…
「バーソロミューさん、助けて!」のイメージで… パレ・ロワイヤルと聞いて映画「シャレード」(1963)のクライマックス場面を思い浮かべる人もいるだろう。パレ・ロワイヤルにある回廊は撮影のロケ地でもある。 私が行ったときにはたぶんここで撮影したであろ…
パレ・ロワイヤルの北側の入口(右上にコレットのプレートがある) ルーヴル宮の北側にパレ・ロワイヤル(王宮)がある。 ガイドブックにある内容にさらに付け加えるならば、かつてシャルル5世の所領であった土地を、ルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が購入…
ベルニーニ作「トリトーネの噴水」 昨日、ローマのことを思い出したこともあって、今回も少しだがローマのことを書きたくなった。 ローマ教皇を輩出した家の一つにバルベリーニ家があるが、そのバルベリーニの名の付いた広場にトリトーネの噴水があって、そ…
ローマのバス停。ボルゲーゼ公園、とある。 ローマの教会には、一旦13時で閉まり、16時からまた開く、というものもある。行きたい教会が閉まっている時間帯は町のあちこちにある遺跡を丁寧に見てもいいし、近くに美術館があるなら入るのもいい。私はその時間…
レンブラント「イサクとリベカに扮した夫婦の肖像」(1663-1665年頃) ゴッホがその前に座り込んでしまい、「これは私の心からの気持だが、食事はパン一切れだけでいいから二週間この絵の前に坐り続けていられるものなら、私は自分の寿命が十年縮んでもいい…
ラムセス三世の石棺(ルーヴル博物館) http://www.cnn.co.jp/fringe/35025965.html http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012121901000837.html 先日、いくつかのサイトで紀元前12世紀のエジプトのファラオ・ラムセス三世が暗殺された可能性が高いと、CTを使…
ユベール・ロベール「ニームのメゾン・ガレ、円形闘技場、マーニュ塔」(1787)、ルーヴル美術館 一昨日のファン・デル・ヘイデン「アムステルダムのヘレンフラハト」の記事を書いたこともあってか、"カプリッチョ"という言葉を思い出した。 カプリッチョって…
パリのアレクサンドル・ネフスキー寺院(ロシア正教会) 短い滞在期間しかない旅行では、ほとんどの人が自分の行きたい所の優先順位をある程度つけていることと思うが、最優先にしていた所が幻滅に終わることもあれば、当初「行ければ足を運んでみてもいいか…
ヤン・ファン・デル・ヘイデン「アムステルダムのヘレンフラハト」(1668年頃)、ルーヴル美術館 17世紀のアムステルダムは拡張に伴って相次いで同心円状に運河が掘られたが、ヘレンフラハトもその一つである。ヘレンフラハトとは裕福な名士の家が立ち並んでい…
ダヴィッド「ブルートゥスの家に息子たちの遺体を運ぶ警士たち」(1789) 旧約聖書・新約聖書に「ユダ」と称する人物が複数人いるように、古代ローマでも「ブルートゥス」と称する人物が複数人いる。この絵のタイトルの「ブルートゥス」は有名なカエサル暗殺の…
ソロギターによる「ルージュの伝言」 YouTubeに今年最後の演奏動画をアップ。前と同じ曲である。 動画は先週の土曜日に録ったが、一旦この曲の録音を締(し)めようと思う。もう屋外では録音できない季節になったのもあるし、あまり同じのばかり練習してるの…
ムードン駅についたら、こっちの出口へ。 乗ってきた列車の進行方向へ、右に線路を見ながら坂道をひたすら上る ここを左折 ここの小路を入っていく 「安らぎへの道」とな(笑) ここまで来たら墓地の門が見える。 左の入口が開いている 開園時間 夏場は開園…
セリーヌの墓には貝殻も 船が描かれていることからして、この貝殻にはやられたなぁ(笑)。 日本語訳『夜の果ての旅』の作者紹介の欄には、セリーヌの墓にはただ一言「Non」と刻まれているとあるのだけれども、墓に「Non」の文字は無かった。ひょっとしてこ…
ルイ・フェルディナン・セリーヌの墓 ムードンに行ったのは、『夜の果てへの旅』や『なしくずしの死』などを書いた作家ルイ・フェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Céline、本名Louis Ferdinand Auguste Destouches(デトゥーシュ), 1894-1961)の墓…
モンパルナス駅 パリにある大手の書店フナックがテナントに 朝、パリに降り立つ人々 行き先の下に停車駅もテロップで流れてくるのだ 発車間近の列車のテロップに"MEUDON"の文字が見えた瞬間、階段を駆け上って乗車。 車内は静か 15分ほどで到着した 普通の郊…
素泊まりしたホテルの早朝 パリの交通手段にはバスや地下鉄、RERほかなどがあるが、料金は市内の移動と近郊への移動とでは異なる。それはパリ市内を中心にしてゾーンが1から5に分けられているからであるが、私の行きたかったムードンという町はゾーン3の料金…
レンブラント「ヨハネス・ユテンボハールトの肖像」(1633)、アムステルダム国立美術館 グロツィウスという法学者の名前をご記憶の方は多いと思う。 私は世界史を習う学科に進まなかったので、グロツィウスの名前も現代社会のテスト対策のために少し覚えた程…
ドラクロワ「天使とヤコブの闘い」(1856~61年)パリ、サン・シュルピス聖堂旧約聖書の「創世記」にヤコブが兄エサウと和解する前の出来事として、次のようなものがある。ヤコブが夜、ヤボクの渡しで自分の家族や従者・持ち物を渡らせて一人残り、「彼(もし…
ハンス・マンネチェ「燃えさかる木」(2007) 西教会には「燃えさかる木」という作品が展示されていた。別の教会でも写真展とかやってたり、スペースをいろいろ有効に使っているように思った。 画像の「燃えさかる木」というのは、ユダヤ経典(モーセ五書)や…
教会もいろいろだが、プロテスタントの西教会は本当に質素であった。レンブラントが埋葬された教会にちなんで、その頃のオランダの歴史についてちょっと考えてみたくなった。 ローマ教会が君臨する中央集権的なカトリック教会に反対するプロテスタントの教え…
レンブラント(1606-1669)は西教会の賃貸墓に埋葬された アンネ・フランクの家のあと、その傍にある西教会に入ってみた。 現地にいたときには西教会についてガイドブックの分の説明すら見なかったが、帰国後なんと画家のレンブラントが埋葬された教会であった…
時間が迫ってきたので橋を後にする… なにかあるようだ。 1988年9月23日の単語だけは読めた 文を翻訳すると橋のひずみ発見と修復に一役買えてとても光栄であったみたいな感じだった(違ってたらすいません(笑))。 これは判読できなかった ピクニック目的で…
ポン・デュ・ガールは現在のニームに水を供給するための水道橋であったが、この水道橋を含む導水路の全長は約50km、平均の傾斜角は1kmあたり34cm、一日の給水量は約2万立法メートルであった。 橋は上段(水道)が長さ275m、幅3m、高さ7m、中段が長さ242m、幅…
マウリッツハイス美術館展にて 先月のことだが、マウリッツハイス美術館展とエル・グレコ展を一日の間にはしごしてきた。 マウリッツハイス美術館展は、オランダの方で大規模な改修工事が行なわれるゆえ、美術館の主要作品が来ているそうなのだが、たしかに…
ユベール・ロベール「ポン・デュ・ガール」(1787)、ルーヴル美術館蔵 ヴィジェ=ルブラン「ユベール・ロベールの肖像」(1788)、ルーヴル美術館蔵 ポン・デュ・ガールについては、古代ローマのインフラのすごさと美しさを見に行くという目的以外にも、ロココ…
『アンネの日記(増補新訂版)』深町眞理子訳(文藝春秋)を再読した。実のところアンネ・フランクの家に関する一連の記事を書き始めた時点で、かなりの分量を読んでいた。 高校のころに読んだときとは異なり、こんなエピソードあったっけか?と思えるような…
ルーヴルにあるマルクス・アグリッパの胸像 ポン・デュ・ガールにちなみ、弊ブログで何度か登場している古代ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの右腕ともいえる、軍事・政治・行政でその手腕を発揮しその所業は今も語り継がれるマルクス・ヴィプサニウス・ア…
今回は、画像だけ。本当に晴れていてよかった。