2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
先月末、ユルスナールの一つの画家論から飛躍して、画家論を読んだ時期に幻想文学作品を楽しめなかった、と書いた。 しかし、あれから「ピラネージの黒い脳髄」の所収がある白水社のユルスナール・セレクション5『空間の旅・時間の旅』に、「ボルヘスあるい…
昨日の金環日食、一瞬だけ見上げただけでも、それと分かった。 金環日食が起こるメカニズムについて物理のことも少し思ったこともあり、先日読み終えた湯川秀樹/梅棹忠雄『人間にとって科学とはなにか』(中公クラシックス)について、思ったことを書いてみ…
ボブ・ブライアー/ジャン=ピエール・ウーダン著(日暮雅通 訳)『大ピラミッドの秘密』(SoftBank Creative)読了。 『大ピラミッドの秘密』の副題は「エジプト史上最大の建造物はどのように建築されたか」となっている。歴史ファンのなかには2009年の夏にNH…
アルベルト・アンジェラ著『古代ローマ人の24時間』(河出書房新社)を先月読み終えていたのだが、これは古代ローマのトラヤヌス帝の時代のローマのいたって普通の一日をレポートしてくれるユニークな書である。 考古学から分かってきた当時の人々の生活や習…
ピラネージ「ティヴォリのシビラ神殿」(1761) M・ユルスナールの画家論に「ピラネージの黒い脳髄」がある。日本語訳では白水社のユルスナール・セレクション5『空間の旅・時間の旅』に所収されている分が、手に取りやすいだろう。 ユベール・ロベール-時間の…