2018-01-01から1年間の記事一覧
先日の夕陽 T・ピンチョン『競売ナンバー49の叫び』 ★★★★★ 呉座勇一『応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱』 ★★★★★ 西 周成『タルコフスキーとその時代 秘められた人生の真実』 ★★★★★ …タルコフスキーをソビエト時代の悲劇の映像詩人として聖人視することなく、…
「君の名は。」(2016) ★★★★★「鳥」(1963) ★★★★★…ヒッチコック監督の代表作の一つ。TVの放送で鑑賞したが、MeToo運動が盛り上がっている時期だった。バツイチの男の住所のみならず男の娘の名前まで周到に調べて男の気を惹こうとするヒロインの姿を見て、こん…
福岡伸一 著『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)読了。 医学・分子生物学の見地から生命とはどういった状態であるのか、説明した本を読むのは初めてかもしれない。とても新鮮に感じたし、おもしろい本だった。 本では生命とはなにかを細胞よりも小さ…
宮殿は見学を終えると、入館のボディチェックを受ける所まで戻ってくる形になっていた。入る際、日本語で挨拶してくれた女性職員が明るい笑顔で再び声をかけてくれた。「おつかれさまでした」とか「いかがでしたか」といった感じだったように思う。宮殿の印…
羽生、27年ぶり無冠 広瀬が初の竜王奪取 やっぱり羽生さんは、負けて騒がれる棋士だ。 とはいえ、まだA級順位戦でも上位だから、名人戦出場のチャンスもあるのでぜひとも奮起していただきたい。
カズオ・イシグロ(土屋政雄 訳) 『わたしを離さないで』 (ハヤカワepi文庫)、読了。 作者自身の経歴が作品に反映されていない、いや、作者が作品に自身の経歴を反映させていない作品というのは私にとっては性質が悪いなぁと思うことがある。「この作家なら…
近づいてくると宮殿の威容の誇らしいさまが分かる 入口の傍 ワット・プラケオでもそうだったように、この宮殿でも襟付きシャツと長ズボンの着用でないと入らせてもらえない。私のすぐあとからチケットブースにやってきた観光客はTシャツに短パンの格好だった…
カズオ・イシグロ(土屋政雄 訳) 『日の名残り』 (ハヤカワepi文庫)、読了。 カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したニュースが世界を駆け巡ってから書店で品薄になった作品の一つ。読む前にTVの特集でさまざまな作品評を聞いたが、それらは読んでみ…
没後50年 藤田嗣治展に行ってきた。藤田嗣治作品の大きな展示会に足を運んだのは幸運にも二度目である。前回は10年近く前だったように思う。 あたかも悟った風に、渡る世間に鬼はないとかこの世に生きている人の中に英雄はいないとか、思ったりすることもた…
宮殿の離れに相当する建物? 中に入るつもりなどなかったが、近寄りすぎたみたいで、警備員からピッ!と笛を吹かれた。
宮殿の傍にドゥシット動物園がある ルネサンス様式の宮殿の傍に現代的な建物と 室外機が(笑)ここにチケット売り場や荷物 預けや宮殿の売店などがあったように思う。 敷地内をちょっと歩いてみた
アナンタ・サマーコム宮殿 ラーマ5世の騎馬像を含めたエリアはドゥシット地区と呼ばれているが、このエリアには王宮やかつての国会議事堂、王の住まいや動物園など大きな施設が集中している。 車が何台か走っていったが広すぎる道路だ もう何年も前だがこの…
206センチ渡辺雄太、NBAデビューし2得点 渡辺選手の小さいころの練習環境は決して恵まれたものではなかったが、努力と工夫次第でより軌道の真っ直ぐな得点の確率の高いシュートを放ったり、ボールが手に吸い付いているようなドリブルの技を磨くことが…
NHKスペシャル「人類誕生」制作班編『NHKスペシャル 人類誕生』(Gakken)読了。 NHKスペシャル「人類誕生」(三回シリーズ)をご覧になった方も多いと思う。 私は再放送を録画しておいた分で最近全三回を視聴したわけだが、こんなに興味深い内容になっている人…
ラーマ5世騎馬像を別角度から ラーマ5世ことチュラーロンコーン王が即位したのは15歳の頃だった。父王が早くに亡くなったからだが、そのころのタイは有力貴族が権勢を誇っていた時代だったので、若き15歳の王には摂政が置かれていた。つまりチュラーロンコー…
ラーマ5世騎馬像、奥にアナンタ・サマーコム宮殿 ラーマ5世騎馬像。頭に鳥が乗っているが。 有名ガイドブックでもタイ国の近代化の立役者としてラーマ5世のことを紹介していることがある。 ラーマ5世ことラッタナコーシン朝第五代目の王チュラーロンコーン王…
台風21号が過ぎたあとで。通行できる 程度にきれいに整備されても倒木は残る。 台風24号が通過する7時間前のスーパー。 急遽午後1時に閉店するということになり 買い物客が殺到した。レジでかなり並んだ。 台風24号が通過した翌日。いつも以上に川幅が広がっ…
機動隊とブロック壁と鉄条網 一般車は通れないので道路の真ん中を 歩くことができたが複雑な気分だった。 これでもバンコクに到着した初日に バスから降り立った同じ通りなのだ。 横断歩道も バス停も「不在」という感じだ ラーマ5世騎馬像やアナンタ・サマ…
雨が若干弱まった。ワット・ベーンチャマボピットへ来た道を引き返すことにした。 それにしても一つの寺院に十回分の記事を使ってしまった・・・。
修行中のお坊さんたちを窺うこともできる 狛犬じゃなくて狛獅子 年期の入った仏像だ ワット・ベーンチャマボピットは大理石寺院とガイドブックに 書かれるほどふんだんに大理石が使われている。石はイタリアの カッラーラから運んできたというが、たしかミケ…
ドストエフスキー『ステパンチコヴォ村とその住人』(新潮社,「ドストエフスキー全集3」)読了。 Ф・ドストエフスキーは出獄後『死の家の記録』を発表するが、その前にいくつかの作品を発表している。『ステパンチコヴォ村とその住人』(1859)はそのいくつかの…
15世紀のマリア像、ど派手な色で素人が修復=スペイン(時事.com) 修復どころか新たなる芸術かもしれない(笑)。それにしても偶然なんだろうがまたスペインでとは…。
私の区域では台風は恐ろしい風の音を立てて過ぎ去ったが、いよいよ通過しようかといった頃から停電に見舞われ、懐中電灯で一晩を明かした。 照明・エアコン・扇風機、モバイル類の充電、電気を使うものはすべて使えなくなった。街灯も信号機も消えているので…
余華の体験的中国論と社会批評である2冊、『ほんとうの中国の話をしよう』(河出文庫)、『中国では書けない中国の話』(河出書房新社)を読了。2冊とも数ヶ月前には読み終えていたが、感想を書こうと思うまで時間が掛かった。 余華の作品は『兄弟(BROTHERS)…
8番目の仏像は日本や中国でもよくあるようなタイプのように見えた。 それにしても何故回廊に置かれている仏像を撮りつづけてしまったのか・・・(笑)。現地にいると「これは全部写しておいたほうがいいのじゃないか?」といった熱情に駆られることがあるが、…
塩野七生 作『ギリシア人の物語Ⅲ』(新潮社)、読了。 先進的過ぎたアレクサンドロス大王(アレクサンドロス3世)の生涯でもって閉じた「ギリシア人の物語」シリーズ。第一巻から振り返るに、民主制の現実と問題点、それをめぐる人間のどうしようもない弱点…
ジャン=ルイ・ドゥマルヌ「街道沿いの農場」(1800年代) プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画に行ってきた。12年前のプーシキン美術館展から数えて私は三度目(二度目は5年前)の鑑賞だが、毎回楽しませてくれる内容だなぁと改めて思う。 見どころにつ…
映画「カプリコン1」(米英合作,1977)を鑑賞。 血気盛んな頃、なんでもかんでも斜に構えて見てしまう時分にこの作品を見ていたとしたら、「人類は月に行っていない、月面着陸の映像は国家的な「やらせ」でありすべてはアメリカが世界に誇示する威信のための…
イタリア高架橋崩落、以前から構造上の問題指摘 「深刻な腐食」 犠牲者も出た痛ましい事故のニュースだが、「ローマ人の物語」シリーズの中で古代ローマのインフラについて1冊丸ごとの分量を割いた塩野氏はこのニュースについても一家言を持っていることと思…
昨日、市内のあるお寺でスペインからの家族連れの観光客と話す機会に恵まれた。英語もスペイン語もろくすっぽできないがスペインへの若気の至りの旅行体験はあるので、たどたどしくかつ間違いだらけの英語でエル・カミーノ・デ・サンティアゴについて語った…