2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年なんとか読了できた本、見た映画。 『罪と罰』(ドストエフスキー) 『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー) 『ファウストゥス博士』(トーマス・マン) 『ペスト』(カミュ) 『夜の果ての旅』(セリーヌ) 『人間ブッダ』(田上太秀) 『兄弟(BRO…
敷設された当時から、アッピア街道は、ローマ時代の公共建造物に一貫した方針、というより哲学であった、堅固、機能性、美観のすべてをそなえていたと言われている。立案者で工事の最高責任者でもあったアッピウスは、街道の平坦度を確かめるために、サンダ…
チェチリア・メテッラ通りを南西に行き、突き当ればそこはアッピア旧街道である。チェチリア・メテッラの墓あたりから、アルケオバスと660番のバスが通っているので、それに乗るためか、もしくは一休みのためか、腰を下ろしてる人がけっこういた。 北西に上…
左奥にアッピア旧街道のインフォメーション ローマ帝国の歴史を刻んでいるアッピア旧街道も、サン・セバスティアーノ門からしばらくは現代ローマのありふれた敷石舗装の道路がつづき、気長に歩くしかないという感じである。 しかし、街道沿いには、キリスト…
カラカラ浴場から近いヌマ・ポンピーリオ広場 古代ローマを1000年に渡り支え続けていたものはなにか、といった大きな問いの答えの一つに、インフラの充実と整備を欠かさないことが国のあるべき姿を維持するという考え方を持っていた、という答えは、間違って…
中国を舞台にした中国人作家の小説を読んだのは何年ぶりだろう。ましてや、中国の同時代作家の長編は初めてである。 『兄弟(BROTHERS)』(2005-06)は、中国の文化大革命の時代とその後の開放経済政策の時代に翻弄される二人の義兄弟、李光頭と宋鋼が主人公の…
ラファエロの墓。 墓に飾られている「石の聖母」は1520年にラファエロが 自分の墓のためにロレンツェットに委嘱したものである。 "パンテオン"とは「神々すべてを祭る神殿」、しかしローマ多神教の、というイメージが強かった私には、教皇のもとでバリバリ活…
ギターによるCanon(練習) ひさしぶりによく知られているクラシックの曲にチャレンジしているが、なかなか難しい。聴かせどころの指のバタつき具合はまだまだしっかりギターを触れてないことがもろに分かるし、なによりミスを少なくしようとしてリズムを犠…
パンテオン(Pantheon) しだいにしだいに、あらゆる神々はひとつの《全体》のうちに神話的な融合を遂げ、同じひとつの力の無限に多様な発現、いずれも等しい現われであり、神々のあいだの矛盾は調和の一様態にすぎない、と思われてきた。そして万神を祭る神…
はじめてのチュウ(弾きなおし) ギターによる「はじめてのチュウ」は以前にも弾いたが、譜面を勘違いして弾いたやつをそのままにしていて、ずいぶん経ってしまった。ようやくまともに譜面(といってもタブ譜だが)を見て弾きなおした。しかし今度は焦り弾き…
YouTubeのチャンネルのトップ表示動画を過去のものにした。しばらくこのままにしておきたい。 というのはバンドのメンバーのご家族に、ここ最近、結婚というめでたいニュースがあったからである。 そんなわけで、メンバーも弊チャンネルに目を通すことがある…
ミケランジェロ「あがないの主イエス・キリスト」(1521) こちらやこちらのつづき。 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会は芸術作品らたくさんみられ、ルネサンスに貢献した偉大な画家や教皇たちが埋葬されているだけの教会ではない。ガリレオ・ガリレイ…
コンパクトデジタルカメラでがんばってみた。
祭壇は聖カテリーナの墓でもある 前回の「つづき」といえばつづきである。 アンドレイ・タルコフスキー監督が撮ったイタリアを舞台にした映画『ノスタルジア』(1983)に、ドメニコという登場人物がいる。映画の中でドメニコは、篤い信仰ゆえ7年間家族を家に閉…
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会 現在のローマで見ることのできる建造物には、古代の遺跡の上に建てられたものも少なくない。 今も残るパンテオンの周辺にはポンペイウス劇場、ポンペイウス回廊、アルジェンティーナ聖域、アグリッパ浴場、サエプタ…
San Carlo alle Quattro Fontane 現在のローマの街並みは、バロック時代の空間造形が基になっているといっていいだろう。ルネサンスの後、教皇シクストゥス5世は、キリスト教の巡礼者が訪れるべき7つのバジリカを見通しの聞く直線道路で結び、広場にランド…